一括で複数ファイルを処理(アクション、バッチ処理)

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アクション、バッチ処理

 

Acrobat には一度に大量のファイルをキーボード操作無しで一括処理する機能が備わっています。

Acrobat本体が搭載している機能を組み合わせた処理や、セキュリティ設定、JavaScriptによる処理も可能です。

これはアクション機能と言います。

Acrobat 9以前ではバッチ処理とも言ってました。

 

Acrobat OLE (IAC) にはアクション(バッチ処理)を操作する命令は備わっていません。

しかし、それを操作したい必要性が感じられることが最近は特に多くなってきました。

そこで Acrobat OLE(IAC) + 自動化スクリプト(AutoItX3)によるアクション処理(バッチ処理)のプログラミング操作情報を提供します。

 

(お決まりの)注意 とお願い

  1. 自動化スクリプト(AutoItX3)の知識は質問されても、返答できるレベルでは無いです。
  2. 問題が有れば対応したいとは思っていますが、責任や期間等の約束は一切出来ません。
  3. 最終的には使う側のメンテナンスが必要になるので、使い側での自己解決と知識取得を目指してください。
  4. Acrobat XI (v11) 以上のAcrobat では当情報は使えなくなる可能性が有ります。
    以下の注意事項の1.参照。
  5. 不具合、アドバイス等の情報を頂けると有難いです。

 

出来る事

 

以下に Acrobat 9 で出来るバッチ処理に備わっている機能を示します。

他のAcrobat バージョンの参考にして下さい。

 

※画面左側 : 追加できる機能

※画面右側 : パッチ処理に追加したときの詳細な設定内容

Acrobat 9 バッチ処理 / シーケンスの編集

 





 

以下に上記の画面右の内容を全て表示します。

 

JavaScript を実行
  └スクリプト :
プリフライト
トンボを追加
  └ページ : すべてのページ
ページのトリミング
  ├ページ : すべてのページ
  └余白 : カスタム
ページの回転
  ├ページ : すべてのページ
  ├適用先 : 任意の向きのページ
  └方向 : 右 90°回転
ページの削除
  └ページ :
ページを挿入
  ├ファイルの挿入 : なし
  └場所 : 1 ページの後
ページ番号
  ├ページ : すべてのページ
  └スタイル : なし
効果を設定
  ├ページ : すべてのページ
  ├効果 : 効果なし
  └自動切り替えしない
すべての注釈を削除
注釈の一覧
  ├ページで並べ替え
  ├保存先 : 元と同じフォルダ
  ├中
  ├通し番号を使用
  └ソースページと一覧ページを別々に表示
JPEG 形式ですべての画像を書き出し
  ├グレースケール圧縮: JPEG (中)
  ├カラー圧縮: JPEG (中)
  ├フォーマット: ベースライン (標準)
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
JPEG2000 形式ですべての画像を書き出し
  ├グレースケール圧縮: JPEG2000 (中)
  ├カラー圧縮: JPEG2000 (中)
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
OCR を使用してテキストとして認識
  ├OCR の言語: 日本語
  ├PDF 出力形式: 検索可能な画像
  └ダウンサンプリング: 最低 (600 dpi)
PNG 形式ですべての画像を書き出し
  ├インターレース: なし
  ├フィルタ: Adaptive
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
TIFF 形式ですべての画像を書き出し
  ├白黒圧縮: CCITT Group 4
  ├グレースケール圧縮: LZW
  ├カラー圧縮: LZW
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
アクセシビリティチェッカ
  ├出力 : ログのみ
  ├出力ディレクトリ : <シーケンス実行時に確認>
  ├修復のヒントを指定 : する
  ├ページ : すべて
  ├チェックするオプション名 : Adobe PDF
  ├代替説明をチェック : する
  ├言語指定のチェック : する
  ├タグ付けされていないコンテンツをチェック :する
  ├文字エンコーディングをチェック : する
  ├フィールド説明をチェック : する
  ├タブの順序をチェック : する
  └テーブルとリスト構造をチェック : する
アクセシブルにする
サムネール画像の削除
スキャンされた PDF を最適化
  ├画質: 2
  ├ゆがみ補正: 自動
  ├背景を除去: 低
  ├輪郭除去: 控えめ
  ├モアレフィルタ: 自動
  ├ノイズを除去: 低
  └ハロ (光輪) を除去: オン
すべてのサムネール画像を埋め込む
セキュリティ
  └セキュリティ方法 : なし
フォームフィールドの検出
フォームフィールドの整列
ヘッダとフッタの追加
ヘッダとフッタを削除
レイヤーとして取り込み
レイヤーの統合
印刷
開き方の設定
  ├ページ : <そのままにする>
  ├倍率 : <そのままにする>
  ├ページレイアウト : <そのままにする>
  ├ページモード : <そのままにする>
  ├ページにウィンドウサイズを合わせる : <そのままにする>
  ├ウィンドウを画面中央に配置 : <そのままにする>
  ├フルスクリーンモードで開く : <そのままにする>
  ├文書のタイトルを表示 : <そのままにする>
  ├メニューバーを非表示 : <そのままにする>
  ├ツールバーを非表示 : <そのままにする>
  └ウィンドウコントロールを非表示 : <そのままにする>
概要
  ├タイトル : <そのままにする>
  ├サブタイトル : <そのままにする>
  ├作成者 : <そのままにする>
  └キーワード : <そのままにする>
検索して墨消し
透かしを削除
透かしを追加
背景を削除
背景を追加
文書の検査
  ├メタデータを削除: はい
  ├添付ファイルを削除: はい
  ├しおりを削除: はい
  ├埋め込まれた検索用インデックスを削除: はい
  ├注釈を削除: はい
  ├フォームフィールドを削除: はい
  ├非表示テキストを削除: はい
  ├非表示レイヤーを削除: はい
  └削除またはトリミングされたコンテンツを削除: はい
墨消しマークを適用

 

Acrobat 9 のバッチ処理では上記の処理を複数のファイルに対して一括で処理できます。

 


 

Excel VBA のサンプル

 

以下のページでサンプルがダウンロード出来ます。

 

 

備考

 

  1. Acrobat 4以下にはバッチ処理機能は無い。 
      
  2. Acrobat X (v10) でのアクション処理で、処理データがゼロ件の場合は、Acrobat 7,8,9 の様なゼロ件メッセージは表示されない。
    「アクションを編集」画面にもどる。 バグか?
      
    ※Acrobat 9 の場合
     
    Acrobat 9 のバッチ処理 : ゼロ件データを処理した場合
     

 

注意事項

 

  1. Acrobat XI (v11) では自動化ソフト AutoItX3 は使えません。
    理由:Acrobat OLEから objAcroApp.MenuItemExecute("BatchEdit") を実行しても登録されたアクションが表示されない。
      
    Acrobat XI (11) の「アクションを管理」画面
     

 

参考

 

  1. Acrobat XI のアクションウイザードの使用方法ココを参照。
  2. Acrobat Help / アクションウィザードについて
  3. Acrobat Help / アクションの使用および作成方法 (Acrobat X)

 

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サイト管理人のメモ書き

 

これ以降はサイト管理人用のメモです。

見なくても結構です。

 

  1. Acrobat はメニューやツールバー項目にショートカットキーの割り当てやカスタマイズする機能は見当たらない。
     
  2. Acrobat XI (v11) をAutoItX3 でOLE操作プログラミングしたいが、「アクションを管理」画面が正常に表示されない限り、そして「実行」ボタンが表示されない限り、無理でしょう。 たぶん、Acrobat 12 ? も同じようになるでしょう。
    自動化ソフトによるプログラミング操作をあえて避ける為のGUI設計にしたのかもしれない。
  3. JavaScript デバッガー 画面を表示するショートカットキーは Ctrl + J 。
    全てのAcrobatバージョン共通。

 

< Acrobat Pro 7 バッチ処理 >

※目でテキストキャプチャー

JavaScript
  └JavaScript を実行
プリフライト
  └プリフライト
ページ
  ├トンボを追加
  ├ページのトリミング
  ├ページの回転
  ├ページの削除
  ├ページを挿入
  ├ページ番号
  └効果を設定
注釈
  ├すべての注釈を削除
  └注釈の一覧
文書
  ├JPEG 形式ですべての画像を書き出し
  ├JPEG2000 形式ですべての画像を書き出し
  ├OCR を使用してテキストとして認識
  ├PNG 形式ですべての画像を書き出し
  ├TIFF 形式ですべての画像を書き出し
  ├アクセシビリティチェッカ
  ├アクセシビリティ可能にする
  ├サムネール画像の
  ├すべてのサムネール画像を埋め込む
  ├セキュリティ
  ├ヘッダとフッタの追加
  ├レイヤーの統合
  ├印刷
  ├開き方の設定設定
  ├概要
  └かしと背景の追加

 

< Acrobat Pro 8 バッチ処理 >

JavaScript
  └JavaScript を実行
プリフライト
  └プリフライト
ページ
  ├トンボを追加
  ├ページのトリミング
  ├ページの回転
  ├ページの削除
  ├ページを挿入
  ├ページ番号
  └効果を設定
注釈
  ├すべての注釈を削除
  └注釈の一覧
文書
  ├JPEG 形式ですべての画像を書き出し
  ├JPEG2000 形式ですべての画像を書き出し
  ├OCR を使用してテキストとして認識
  ├PNG 形式ですべての画像を書き出し
  ├TIFF 形式ですべての画像を書き出し
  ├アクセシビリティチェッカ
  ├アクセシブルにする
  ├サムネール画像の削除
  ├すべてのサムネール画像を埋め込む
  ├セキュリティ
  ├フォームフィールドの検出
  ├フォームフィールドの整列
  ├ヘッダとフッタの追加
  ├レイヤーの統合
  ├印刷
  ├開き方の設定
  ├概要
  ├透かしを追加
  └背景を追加

JavaScript を実行
  └スクリプト :
プリフライト
トンボを追加
  └ページ : すべてのページ
ページのトリミング
  ├ページ : すべてのページ
  └余白 : カスタム
ページの回転
  ├ページ : すべてのページ
  ├適用先 : 任意の向きのページ
  └方向 : 右 90°回転
ページの削除
  └ページ :
ページを挿入
  ├ファイルの挿入 : なし
  └場所 : 1 ページの後
ページ番号
  ├ページ : すべてのページ
  └スタイル : なし
効果を設定
  ├ページ : すべてのページ
  ├効果 : 効果なし
  └自動反転しない
すべての注釈を削除
注釈の一覧
  ├ページで並べ替え
  ├保存先 : 元と同じフォルダ
  ├中
  ├通し番号を使用
  └ソースページと一覧ページを別々に表示
JPEG 形式ですべての画像を書き出し
  ├グレースケール圧縮: JPEG (中)
  ├カラー圧縮: JPEG (中)
  ├フォーマット: ベースライン (標準)
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
JPEG2000 形式ですべての画像を書き出し
  ├グレースケール圧縮: JPEG2000 (中)
  ├カラー圧縮: JPEG2000 (中)
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
OCR を使用してテキストとして認識
  ├OCR の言語: 日本語
  ├PDF 出力形式: 検索可能な画像
  └ダウンサンプリング: 最低 (600 dpi)
PNG 形式ですべての画像を書き出し
  ├インターレース: なし
  ├フィルタ: Adaptive
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
TIFF 形式ですべての画像を書き出し
  ├白黒圧縮: CCITT Group 4
  ├グレースケール圧縮: LZW
  ├カラー圧縮: LZW
  ├RGB のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├CMYK のポリシー: オフ
  ├グレーのポリシー: オフ
  ├その他のポリシー: プロファイルの埋め込み
  ├カラースペース: 自動
  ├解像度: 自動
  ├変換先:
  └既存ファイルを上書き: する
アクセシビリティチェッカ
  ├出力 : ログのみ
  ├出力ディレクトリ : <シーケンス実行時に確認>
  ├修復のヒントを指定 : する
  ├ページ : すべて
  ├チェックするオプション名 : Adobe PDF
  ├代替説明をチェック : する
  ├言語指定のチェック : する
  ├タグ付けされていないコンテンツをチェック :する
  ├文字エンコーディングをチェック : する
  ├フィールド説明をチェック : する
  ├タブの順序をチェック : する
  └テーブルとリスト構造をチェック : する
アクセシブルにする
サムネール画像の削除
すべてのサムネール画像を埋め込む
セキュリティ
  └セキュリティ方法 : なし
フォームフィールドの検出
フォームフィールドの整列
ヘッダとフッタの追加
レイヤーの統合
印刷
開き方の設定
  ├ページ : <そのままにする>
  ├倍率 : <そのままにする>
  ├ページレイアウト : <そのままにする>
  ├ページモード : <そのままにする>
  ├ページにウィンドウサイズを合わせる : <そのままにする>
  ├ウィンドウを画面中央に配置 : <そのままにする>
  ├フルスクリーンモードで開く : <そのままにする>
  ├文書のタイトルを表示 : <そのままにする>
  ├メニューバーを非表示 : <そのままにする>
  ├ツールバーを非表示 : <そのままにする>
  └ウィンドウコントロールを非表示 : <そのままにする>
概要
  ├タイトル : <そのままにする>
  ├サブタイトル : <そのままにする>
  ├作成者 : <そのままにする>
  └キーワード : <そのままにする>
透かしを追加
背景を追加

 

< Acrobat Pro 9 バッチ処理 >

※掲載済み

 

< Acrobat Pro X (10)  バッチ処理 >

※目でテキストキャプチャー

ページ
  ├ページを回転
  ├ページを削除
  ├ページを置換    0
  ├ページをトリミング
  ├ページを挿入
  ├空白ページを挿入
  ├ヘッダーとフッター (追加)
  ├ヘッダーとフッター (削除)
  ├背景 (追加)
  ├背景 (削除)
  ├透かし (追加)
  ├透かし (削除)
  ├通し番号 (追加)
  ├通し番号 (削除)
  ├サムネール画像 (埋め込み)
  └サムネール画像 (埋め込み解除)
コンテンツ
  ├注釈の一覧を作成
  ├すべての注釈を削除0
  ├文書の概要を追加
  ├ファイルを添付
  ├レイヤーとして取り込み
  └レイヤーを統合
フォーム
  └フォームフィールドを検出
テキスト認識
  └テキスト認識 (OCR を使用)
保護
  ├暗号化
  ├墨消しとしてマーク
  ├墨消しを適用
  ├テキストを検索して削除
  ├非表示情報を検索して削除
  └非表示情報をすべて削除
文書処理
  ├スキャンされた PDF を最適化
  ├ページ番号
  ├ページ効果
  ├ファイルサイズを縮小
  └開き方の設定
その他のツール
  ├プリフライト
  ├トンボを追加
  ├印刷
  ├JavaScript を実行
  ├文書レベル JavaScript
  ├アクセシビリティチェック (完全)
  ├文書にタグを追加
  ├JPEG2000 形式ですべての画像を書き出し
  ├JPEG 形式ですべての画像を書き出し
  ├PNG 形式ですべての画像を書き出し
  └TIFF 形式ですべての画像を書き出し

 

 

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が、遅くなる時もありますのでご了承ください。


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