説明
Acrobat本体の環境設定にあるのグリーギング状態にする文字サイズの最小ポイント数を指定します。デフォルトでは6ピクセルでグリーギングがオンの時は文字を灰色の表示にします。なお、Acrobat 8からは環境設定で設定出来ないようになりました。でもAcrobat OLE(IAC)からは操作出来ます。
- 「環境設定」画面 Acrobat v6.0.3の場合
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- 定数(=11):avpGreekLevel(戻り値:Boolean)
- Appオブジェクトにおける GetPreferenceEx と SetPreferenceEx メソッドの第1引数に使用されます。
- 以下は「グリーギング」処理がされたPDF表示画面。小さい文字は一部が灰色に塗りつぶされます。以下はAcrobat v8.1.2での画面例。

設定値
- 第二引数
- グリーギングを始める文字のポイント整数値。デフォルトは6 です。
動作するバージョン
| Acrobat | 動作 | 備考 |
|---|---|---|
| 4 | ― | Acrobat 4.0 ※Windows 98SE + Excel 2000 |
| 5 | OK | Acrobat 5.0.5 「グリーキング」と呼ばれて使用。 ※[編集]->[環境設定]->[一般]->[表示] |
| 6 | OK | Acrobat 6.0.3 Pro 「グリーキング処理」と呼ばれて使用。 ※[編集]->[環境設定]->[ページ表示] |
| 7 | OK | Acrobat 7.0.9 Pro Acrobat 7.1.4 Pro 「グリーキング処理」と呼ばれて使用。 ※[編集]->[環境設定]->[ページ表示] |
| 8 | OK | Acrobat 8.1.2 Pro 環境設定からは設定出来ません。設定箇所は消えてありません。しかし機能としてはOLE(IAC)から使用できます。デフォルトはオフでグリーキング処理されません。 |
| 9 | ― | Acrobat 9.3.2 Extended |
| 10 | ― | Acrobat X (10.1.8) Extended |
| 11 | ― | Acrobat XI (11.0.04) Extended |
- OK:動作します。
- NO:動作しない。 戻り値が0を返します。
- -:未確認。
サンプル:ExcelのVBA
Acrobat本体の環境設定の「グリーギング」設定をオンにし、
8ポイント文字以下はグリーギング状態にします。
- F8キーでステップ実行しながら動作確認します。
- 事前に参照設定をします。
001 Sub Test_GetPreferenceEx_avpGreekLevel()
002
003 Dim objAcroApp As New Acrobat.AcroApp
004 Dim bRet As Long
005 Dim dRet As Double
006 With objAcroApp
007
008 '環境設定をグリーキング状態にする。
009 bRet = .SetPreferenceEx(avpGreekText, True)
010
011 '特定のAcrobatアプリケーション環境設定値を取得する。
012 dRet = .GetPreferenceEx(avpGreekLevel)
013 Debug.Print "dRet=" & dRet
014 Debug.Print _
015 "GetPreferenceEx(avpGreekLevel)=(" & _
016 .GetPreferenceEx(avpGreekLevel) & ")"
017
018 '環境設定/ページ表示/ページコンテンツと情報/
019 ' データ量の多い画像を表示=オフ」に設定。
020 bRet = .SetPreferenceEx(avpGreekLevel, 8)
021 Debug.Print "bRet=" & bRet
022
023 End With
024 Set objAcroApp = Nothing
025
026 End Sub
実行結果
- 実行前

- 実行後
※黒くなった箇所の文字がグリーギング状態になっている。
補足
- Acrobat バージョン8から環境設定出来ないようになっているみたいです。但しOLE(IAC)からは操作可能なので機能としてはAcrobatアプリケーション本体には残っています。
- これはパソコンスペックが悪い時代の機能だと予想されます。現代ではこのグリーギングは必要無いと思われます。よって将来的にはこの機能は無くなるとサイト管理者は予測しています。
- iac.basファイルを参照。
- IAC.BASにある定数の説明一覧を参照。
注意
- 当定数の情報はAcrobat Ver7,8,9 SDKにも、ネット上にも正確には見つかりませんでした。当サイト管理者がAcrobat+Excel VBAの動作テストにより推測した結果です。
- 電子フォーマット文書「PDF」がの国際標準化された事により、
将来、この機能は無効化されるとサイト管理者は推測しています。
動作確認環境
- WindowsXP Pro( + SP3) + WindowsUpdate +
Acrobat 8.1.2 Pro + Office 2003
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