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説明
該当PDFファイルがクローズされたか、構造上で問題が無いかをチェックします。
形式
VARIANT_BOOL IsValid();
戻り値
- 戻り値が-1の時は正常なPDFファイルです。
- 戻り値が-1以外の時は、PDFファイルがクローズされたか、削除されたか、又はファイルの構造上に問題がある時です。
引数
- 無し。
動作するバージョン
Version | Adobe Acrobat | 備考 |
---|---|---|
4 | - | Acrobat 4.0 ※Windows 98SE + Excel 2000 |
5 | - | Acrobat 5.0.5 |
6 | - | Acrobat 6.0.3 Pro |
7 | OK | Acrobat 7.0.9 Pro (Acrobat 7.1.4 Proは未確認) |
8 | - | Acrobat 8.1.2 Pro |
9 | - | Acrobat 9.3.2 Extended |
10 | - | Acrobat X (10.1.8) Extended |
11 | - | Acrobat XI (11.0.04) Extended |
- OK = 動作する。
- NO = 動作しない。 戻り値が0を返す。
- - = 未確認。
サンプル:ExcelのVBA
- F8キーでステップ実行しながら動作確認する。
- 事前に参照設定をする。
001 Sub AcroExch_AVDoc_IsValid()
002 Dim objAcroApp As New Acrobat.AcroApp
003 Dim objAcroAVDoc As New Acrobat.AcroAVDoc
004 Dim objAcroPDDoc As Acrobat.AcroPDDoc
005 Dim lRet As Long
006
007 'Acrobatアプリケーションを起動する。
008 lRet = objAcroApp.Show
009 'PDFファイルを開いて表示する。
010 lRet = objAcroAVDoc.Open("E:\Test01.pdf", "")
011 'objAcroAVDocオブジェクトが使用出来るかチェックします。
012 lRet = objAcroAVDoc.IsValid
013 '-1は使用できる。それ以外は使用出来ない。
014 If (lRet = -1) Then
015 'PDFファイルを閉じます。
016 lRet = objAcroAVDoc.Close(1)
017 'objAcroAVDocオブジェクトが使用出来るかチェックします。
018 lRet = objAcroAVDoc.IsValid
019 End If
020
021 'PDFファイルを閉じます。
022 lRet = objAcroAVDoc.Close(1)
023
024 'Acrobatアプリケーションを終了する。
025 lRet = objAcroApp.Hide
026 lRet = objAcroApp.Exit
027
028 'オブジェクトを強制解放する
029 Set objAcroPDDoc = Nothing
030 Set objAcroAVDoc = Nothing
031 Set objAcroApp = Nothing
032 End Sub
Highlight:プログラミング言語のソースコードを構文で色分け (GUI編)
補足
- 頁を削除しても戻り値は-1です。
- PDFドキュメントの構造に問題がある時(実は拡張子が違うだけでファイルはExcelファイルの時など)は、Openメソッドで画面にエラーメッセージが表示されます。
- 戻り値が-1以外の時はそのPDFファイルは扱えません。
動作確認環境
- WindowsXP Pro(+ SP2) +
Acrobat 7.0.9 Pro + Office 2003 + MicrosoftUpdate
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